A/B テストの始め方

ライトプラン以上で利用できる A/B テスト機能の使い方を解説します。LP のオリジナルとバリエーション B を 50 / 50 で配信し、CTA クリック率を比較できます。

A/B テスト機能は、同じ URL で 2 種類の LP を 50 / 50 で配信し、どちらが成果を出すかを比較できる機能です。広告のリンク先を変えずに、見出しや画像などの要素を試行錯誤できます。

A/B テストの利用にはライトプラン以上が必要です

フリープランでは A/B テストを利用できません。利用するにはライト以上にアップグレードしてください。

同時実行できるテスト数#

各プランで同時に実行できる A/B テストの数は次のとおりです。

プラン同時実行数
フリー利用不可
ライト1 テスト
スタンダード3 テスト
ビジネス10 テスト

複数の LP で同時に A/B テストを行いたい場合は、上位プランへのアップグレードを検討してください。

A/B テストの仕組み#

Swippy の A/B テストは、次の動作で実現されています。

  • オリジナルの LP(以下、A)を複製してバリエーション B を作成する
  • A と B には同じ URL を割り当てる(B 専用 URL は発行されない)
  • 訪問者は セッション単位 で A または B にランダム振り分けされる
  • 同じ訪問者は何度アクセスしても同じバリエーションが表示される
  • A と B のクリック数や訪問数を集計して比較する

同じユーザーには常に同じバリエーションが表示されます

振り分けはセッション ID を元にした決定論的な計算で行われます。同じユーザーが何度アクセスしても、テスト期間中は同じバリエーションを見続けます。これにより、ユーザーが混乱することなく安定した体験を提供できます。

A/B テストを始める手順#

  1. LP 一覧で「A/B テストを作成」を選ぶ

    対象 LP の右側にある「⋯」メニューから「A/B テストを作成」を選択します。

  2. テスト名を入力

    管理用のテスト名(例: 「夏キャンペーン LP - 見出し変更」)を入力します。

  3. バリエーション B が自動生成される

    A の内容をそのまま複製したバリエーション B が自動的に作成され、B のエディタが開きます。

  4. B を編集する

    比較したい部分(見出し・画像・スライド構成・CTA 文言など)を変更します。

  5. 「テストを開始」を押す

    エディタ右上の「テストを開始」を押すと、A と B の振り分けが始まります。

ステップ 1 〜 2: テスト作成#

LP 一覧で対象 LP の 「⋯」 メニューから 「A/B テストを作成」 を選択します。

LP 一覧から A/B テストを作成するメニュー
LP 一覧の「⋯」メニュー → 「A/B テストを作成」

確認ダイアログでテスト名を入力します。

A/B テスト作成ダイアログ
テスト名を入力して B を作成する

バリエーション B は LP 数の上限を消費しません

A/B テスト用のバリエーション B は、プランの LP 数上限にカウントされません。テストを気軽に始められる設計です。

ステップ 3: B が自動生成される#

「B を作成する」を押すと、A の内容をそのまま複製したバリエーション B が自動的に作成され、B のエディタが開きます。

バリエーション B のエディタ画面
エディタ上部に「バリエーション B を編集中」のバナーが表示される

エディタ上部には、現在 B を編集中であることを示す常時バナーが表示されます。

ステップ 4: B を編集する#

A と比較したい部分を変更します。よくある変更例は次のとおりです。

  • メインビジュアルの画像を別パターンに差し替える
  • 1 枚目の見出しを「夏の限定キャンペーン」から「30 % OFF キャンペーン」に変える
  • スライドの順番を入れ替える(ビフォーアフターを 2 番目に持ってくるなど)
  • CTA ボタンの文言を「予約する」から「無料体験を受ける」に変える
  • スライドを 1 枚追加して、お客様の声を入れてみる

変更箇所は 1 つに絞ることを推奨します

複数の要素を同時に変更すると、どの変更が結果に影響したかが分からなくなります。1 回のテストで変える要素は 1 つに絞ることを推奨します。

B のプレビュー方法#

B はテスト開始前から、プレビュートークンで確認できます。エディタ右上の 「プレビュー」 ボタンから B 専用のプレビュー URL を発行してください。

プレビュートークンで関係者に共有する

ステップ 5: テストを開始#

B の編集が完了したら、エディタ右上の 「テストを開始」 ボタンを押します。

ボタンを押した瞬間から、A と B の振り分けが始まります。新規にアクセスしたユーザーは 50 % の確率で A、50 % の確率で B を見るようになります。

結果ダッシュボード#

テスト中の結果は、LP 一覧に表示される 「🧪 A/B テスト中」 バッジをクリック / タップすると確認できます。

LP 一覧の A/B テスト中バッジ
A/B テスト中の LP に表示されるバッジ

結果ダッシュボードには次の項目が表示されます。

KPI 比較表#

A と B のセッション数・CTA クリック数・CTA クリック率・完了率・平均滞在時間を並べた比較表です。

A/B テストの結果ダッシュボード
A と B の KPI 比較・時系列グラフ・セグメント別比較

主要判定指標は CTA クリック率(擬似 CVR) です。CTA クリック率がより高いバリエーションを「成果が出ている」と判断する基準になります。

時系列グラフ#

A と B の主要 KPI が日次でどう推移しているかを可視化したグラフです。日や曜日による変動も確認できます。

セグメント別比較#

デバイス別(モバイル / タブレット / PC)や流入元別に、A と B のどちらが優位かを切り替えて比較できます。

サンプル数の段階表示#

統計的な信頼性の目安として、サンプル数(セッション数)が次のように 3 段階で表示されます。

サンプル数表示補足
100 セッション未満「データ少」結果はまだ参考にしづらい
100 〜 1,000 セッション「データ中」傾向が見え始める
1,000 セッション以上「データ多」比較的信頼できる傾向

統計値はあくまで参考情報です

Swippy の A/B テスト結果は参考値として表示しています。少ないサンプル数で「B が勝った」と判断すると、実際には誤った判断になることがあります。十分なサンプル数(1,000 セッション以上)が集まるまで判断を保留することを推奨します。

テストの終了#

テストを終了するときは、結果ダッシュボードの 「採用する」 ボタンから A または B のどちらを残すかを選択します。

A を採用する#

オリジナルの A をそのまま継続します。B は 30 日間アーカイブされたあと自動削除されます。

B を採用する#

B のコンテンツを A の URL に反映します。具体的には次のように動作します。

  • A のスライド構成・テキスト・画像が、すべて B の内容に置き換わる
  • A の URL・分析データはそのまま継続される(過去のデータは失われない)
  • B はアーカイブされたあと 30 日後に自動削除される

採用後は元に戻せません

A 採用 / B 採用のいずれを選んでも、採用後にもう一方のコンテンツに戻すことはできません。慎重に判断してください。

不採用となったバリエーションの扱い#

採用されなかったバリエーション(A を採用したときの B、または B を採用したときの旧 A)は、30 日間ソフトデリート状態で保持されたあと、自動的に完全削除されます。

  • ソフトデリート中は LP 数の上限を消費しない
  • 30 日経過後に自動的に完全削除される
  • ソフトデリート中であっても、コンテンツとしての復元はできない(分析・監査目的のデータ保持のみ)

テスト中の編集制約#

A/B テスト中に LP の中身を編集すると、テスト結果の整合性が崩れる可能性があります。Swippy はこれを防ぐため、テスト中の LP を編集しようとすると次の選択肢を提示します。

  • リセットして編集する: テストを中止して A をそのまま残し、新たに編集を始める
  • そのまま編集する: テストを継続したまま編集する(ただし結果の解釈に注意が必要)

「そのまま編集する」を選んだ場合、編集時刻が記録され、結果ダッシュボードに「テスト中に編集されたデータです」という注意が表示されます。

MVP で実装していない機能#

次の機能は MVP では未実装です。今後のバージョンで段階的に追加される予定です。

機能提供時期(予定)
多バリエーション(A / B / C / D の同時テスト)v1.1 以降
任意の振り分け比率(70 / 30 など)v1.1 以降
スライド単位の A/B テストv1.1 以降
自動終了(期間 / サンプル数 / 統計的有意差)v1.1 以降
統計的自動採用v1.1 以降
一時停止と再開v1.1 以降

A/B テストの活用例#

キャッチコピーの比較#

メインビジュアルのキャッチコピーを A: 「夏の脱毛キャンペーン」と B: 「全身脱毛 30 % OFF」に変えてみる。価格訴求と季節訴求のどちらが効果的かを判定できます。

CTA ボタンの文言比較#

CTA ボタンの文言を A: 「予約する」と B: 「無料カウンセリングを受ける」に変えてみる。ハードルの違いがクリック率に与える影響を測定できます。

スライドの順序比較#

A: 「メインビジュアル → メニュー → ビフォーアフター → CTA」と B: 「メインビジュアル → ビフォーアフター → メニュー → CTA」に変えてみる。ユーザーの興味を引くスライドの順番を見つけられます。

次のステップ#

外部の計測タグ(GA4 / Meta Pixel など)を活用すると、広告管理画面での効果測定もできます。

GTM・計測タグの設置

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